できること

書くをもっと便利に。

左⌘で英数、右⌘でかな。不意のショートカットから原稿を守り、括弧や引用符を迷わず入力。文字数や定型文など、USキーボードにもJISキーボードにも役立つ機能へ広げてきました。

1. 入力モード

⌘が英数・かなに

英数・かなキーのないUSキーボードで、特に便利な機能です。左⌘で英数へ。右⌘でかなへ。Shiftと組み合わせて、全角英数やカタカナへ切り替えることもできます。使わない切り替えは、ひとつずつオフにできます。

原稿を書いている途中で、英単語や URL を入れるときに左⌘。日本語に戻るときに右⌘。⌘を押しながら他のキーを押したときは、いつものショートカットとして動きます。

  1. このキーを押す左⌘ / 右⌘
  2. 原稿はこう変わる英数 / かなへ切り替え
  3. 設定の場所基本タブ → キー動作
  4. できること
    • 左⌘ / 右⌘ の単押しで切り替え
    • Shift と組み合わせて全角英数 / カタカナへ
    • 機能ごとにオン / オフを切り替え
    • 詳細設定で修飾キーや全角英数 / カタカナの入力ソースまで調整

2. 誤入力の防止

不意の⌘で、原稿を閉じない

書いている途中の ⌘W や ⌘Q を、必要なときだけ止めます。同じショートカットでも、アプリごとに止めるか通すかを決められます。複数のアプリは、ひとつのセットにまとめて同じ設定を共有できます。

原稿を書くアプリでは慎重に止めたい操作でも、別のアプリではそのまま通したいことがあります。KakuKanaでは、守る操作と通す操作をアプリやセットごとに分けられます。⌘Sや⌘Cのような書く動作は、最初から止めません。

  1. このキーを押す⌘W / ⌘Q / ⌘D
  2. 原稿はこう変わる必要なときだけ一度止まる
  3. 設定の場所誤爆防止タブ
  4. できること
    • ⌘W / ⌘Q / ⌘D などのショートカットを、必要なときだけ止める
    • アプリごとに「止める / 通す」を設定
    • セットでまとめて、複数のアプリに同じ設定を適用
    • 止める回数や間隔を、ふるまい別に調整
    • 一時的にすべて通すモードに切り替え

3. 括弧・引用補助

引用符でもう迷わない

“ ” は、小さな文字だと左右の形が見分けにくく、打ち間違えのもとになります。よく使う括弧と引用符を登録しておけば、ショートカットひとつで正しい形が入ります。書いたあとで範囲を選び、まとめて囲むこともできます。

本文の一部を選び、決めておいたショートカットを押すと、選んだ部分が “ ” で囲まれます。書きながら入れても、書き終えてからまとめて囲んでも構いません。

  1. このキーを押す登録したショートカット
  2. 原稿はこう変わる選択範囲を囲む
  3. 設定の場所括弧・引用補助
  4. できること
    • “” や 〝〟、「」などの組み合わせを登録
    • 選択範囲を、あとから囲む
    • 入力モード別に有効 / 無効を切り替え
    • 入る形を、設定の中でプレビュー

4. 文字数チェック

文字数をすぐその場で

選んだ範囲の文字数を、ポインターのそばに表示します。自動コピーをオンにすれば、確認した文字数をチャットや原稿の指示書にすぐ貼り付けられます。

本文の一部を選んで、設定した文字数チェックのショートカットを押します。すぐ近くに文字数が出ます。固定の場所に表示する設定もできます。

  1. このキーを押す文字数チェックのショートカット
  2. 原稿はこう変わる選択範囲の文字数を表示
  3. 設定の場所基本タブ → 文字数チェック
  4. できること
    • 選択範囲の文字数をポインター近くに表示
    • 画面の隅など、決めた位置に表示
    • 設定をオンにすると、表示と同時に自動でコピー
    • 見出しの字数調整や、要約の字数合わせに

5. 定型文アシスト

いつもの文を、いつでも速く

「※画像はイメージです」「※掲載内容は◯月時点の情報です」のような、媒体ごとに決まった注記。レギュラー案件のテンプレ文や、メールの署名。よく使う一節を登録しておけば、ショートカットひとつで呼び出せます。

よく使う一節を設定画面で登録します。本文を書いている途中で割り当てたショートカットを押すと、その場に挿入されます。プレーン / リッチ / Markdown のどれで入れるかも、登録時に決められます。

  1. このキーを押す割り当てたショートカット
  2. 原稿はこう変わる登録した一節が入る
  3. 設定の場所定型文アシスト
  4. できること
    • 短いショートカットで定型文を挿入
    • プレーンテキスト / リッチテキスト / Markdown を使い分け
    • CMS で過去の装飾を活かしたいときはリッチ、装飾を持ち込まないときはプレーン
    • Notion などの Markdown 環境にも対応
    • メール署名や、レギュラー案件の決まった注記にも

6. テキスト補助

書式を外して、文字だけ貼る

別のアプリからコピーした文章には、書式や色がついていることがあります。KakuKana で貼り付けると、書式を外して文字だけが入ります。

ブラウザの色つきテキストや、別のドキュメントの太字をコピーします。原稿側で⌘⇧Vを押すと、書式を外した文字だけが入ります。普通のコピーと貼り付けは、いつも通り動きます。

  1. このキーを押す⌘⇧V など
  2. 原稿はこう変わる文字だけが入る
  3. 設定の場所基本タブ → テキスト補助
  4. できること
    • 装飾なしのコピー
    • 装飾なしの貼り付け
    • アプリごとに違うショートカットの差を吸収

7. テンキーハック

テンキーを便利に

原稿に頻出する記号を、テンキー側に集めます。フルサイズキーボードでも、独立テンキー派でも、同じ感覚で扱えます。全角ダッシュと長音、¥、※、*のように、USキーボードで迷いがちな記号も登録しておけます。

位取りのカンマは、テンキーの「.」を 1 回叩くだけで入ります。テンキーの「=」キーを押しながら別のキーを押すコンボで、よく使う記号をひとまとめに置くこともできます。長音と全角ダッシュのように見た目が似ていて誤植しがちな文字も、登録しておけば迷いません。

  1. このキーを押すテンキーのキー / 「=」とのコンボ
  2. 原稿はこう変わる登録した記号が入る
  3. 設定の場所テンキーハック
  4. できること
    • テンキーの各キーに、記号や読点を割り当て
    • 連打で出し分け
    • テンキー「=」キーとのコンボ打ちで、独立テンキー派にも対応
    • 全角ダッシュや長音など、誤植しやすい記号をひとまとめに
    • アプリごとにオン / オフ

8. ショートカット台帳

割り当てを、ひと目で見渡す

組んだショートカットの一覧を、いつでも確認できます。どの機能に何を割り当てたか、重複していないか、どの対象で有効かをひとつの画面で見渡せます。

台帳から直接付け替えられるものは、そのまま変更できます。さらに「アドバンス」では、入力ソースの直接選択や修飾キーの調整、設定の書き出しと読み込みもできます。

  1. この画面を開くショートカット台帳
  2. ここで分かること割り当て、対象、状態、競合
  3. さらに細かくアドバンスで調整
  4. できること
    • 現在のショートカット割り当てを一覧で確認
    • 重複しているショートカットを確認
    • 対象アプリやセットごとの状態を確認
    • 台帳から変更できる項目を付け替え
    • アドバンスで入力ソースや修飾キーを細かく調整

9. 作者から

自分のためにつくった
ライティングアプリ

Mac で日本語の原稿を書いていて、毎日のちいさな手間が積み重なっていました。ひとつずつ手を入れてきたものを、ひとつのアプリにまとめました。同じところで手が止まる人にも使ってもらえるよう、無料で公開しています。

  1. 始まり自分の原稿のため
  2. まとめたもの入力、整理、保護、定型文
  3. 配布無料で全機能
  4. 大切にしていること
    • どの機能も、原稿を書く手元から始まっています。
    • 必要なところだけ使えます。
    • 設定はあとから足せます。
    • 別の Mac へ持ち出せます。

FAQ

よくある質問

英数 / かなの切り替えだけでも使えますか

はい。左⌘で英数、右⌘でかなへ切り替えるところから始められます。誤入力の防止、文字数チェック、定型文などは、必要になってから足せます。

汎用のキーリマップアプリと、何が違いますか

KakuKanaは、Mac で日本語の原稿を書く流れに絞ったアプリです。入力モードの切り替え、誤入力の防止、原稿向けの記号や定型文を扱います。汎用のリマップ機能は持ちません。

入力した文章は、外に送りますか

送りません。本文、クリップボードの内容、書類名、アプリ名は、サポート診断にも含めません。

インストール時に、どんな許可が必要ですか

キー操作を判定するため、システム設定の「アクセシビリティ」でKakuKanaを許可する必要があります。KakuKanaはキーボード操作だけを見て、入力した文章やクリップボードは保存・送信しません。

細かい設定をしないと、使えませんか

すべてを設定する必要はありません。使いたい機能をひとつ選び、ショートカットなどを設定して試せます。必要なものだけ、あとから足せます。